金時草(水前寺菜)
- 店に出る時期
金時草は石川県金沢市の伝統野菜「加賀野菜」です。
葉の部分と若い茎を食用とし、この葉の色が特徴で、表面が濃い緑色に対し、裏は鮮やかな紫色をしています。
その葉は少し厚みがあり、折り曲げるとパリッと割れるような肉質ですが、茹でるとぬめりが出てきます。
ポリフェノールやGABA・βカロテン・鉄分等が豊富に含まれ、成人病や生活習慣病に非常に有益な野菜です。
定番のお浸し・和え物から、酢の物や天ぷら、味噌汁の具としても利用出来ます。
しかし、寒さと乾燥に弱く暑さに強い野菜ですが、夏場は30℃を超えて来ると葉の生長が抑制され、葉裏の紫色も出にくくなるため、栽培は山間など日にあたる時間が限られ、一日の温度差が大きい場所に制限されるため、
中々市場流通しません。
明日香村の環境では、真夏の7月下旬~9月下旬は収穫不可能な状況です。