セロリアック
- 店に出る時期
セロリアック(根セロリ)は、地中海沿岸が原産のセロリの変種とされていますが、セロリは葉や葉柄を食用にするのに対し、セロリアックは肥大した根茎を食用とします。
日本では輸入されたものが中心で価格が非常に高く、フランス料理店など一部の飲食店で使われる程度で、一般的にはまだまだ知られていない食材です。
表皮の中はカブのように中心まで白い果肉が詰まっています。
味はセロリと似ていますが、香りは優しくセロリが苦手な方でも食べやすい味です。
生のままでも食べることができ、デンプンを少し含んでいるので茹でてマッシュポテトのように裏ごしして食べたりします。
セロリに似た味と香りですが、見かけの悪さに反比例してセロリよりも繊細な味わいです。
サラダ・和え物・煮物・揚げ物や、茹でてソテー・裏ごししてスープ・マッシュ等、多彩な料理に使用出来ます。
栄養成分には、突出して多く含まれるものはありませんが、全体にバランス良く含まれている事と、セロリと同じようにアピオイルという精油成分やアピインなどの香り成分阿が含まれ、これらにはイライラを鎮め精神を安定させる働きがあると言われています。