カーボロネロ(黒キャベツ)
- 店に出る時期
カーボロネロはイタリア、トスカーナ地方が原産と言われている結球しない葉キャベツの一種で、
「ケール」と同じ仲間に当たります。
いくつかの品種があり、日本では黒キャベツとも呼ばれています。
葉は中心に太い葉脈があり、細長い形をしており、表面は細かく縮れ、葉の縁が裏側に丸まっています。
やや繊維質が固く感じますが、味は見た目の印象ほどクセはありませんが、味自体は濃く感じます。
煮込んでも煮崩れしにくいですが、色は黒ずんだ感じになり、綺麗な色とはいえません。
日本での食べ頃の時期は寒い冬から春先あたりで、その頃が甘味が増して美味しい時期です。
茹でる、煮る、炒めるといった調理に向いています。
カーボロネロもケールの一種で、非常に栄養価が高く、ビタミン類やミネラルなどをバランスよく、
しかも野菜の中ではどれも上位に入る量を含んでいます。
βカロテンをはじめビタミンE,Cなど抗酸化作用が強い成分がたっぷりに加え、
メラトニン・ルテイン・食物繊維・カルシウム等々も沢山含まれているスーパー野菜です。