黒丸大根
- 店に出る時期
ヨーロッパから入ってきた黒い大根の品種で、黒いのは表皮だけ、中の果肉は真っ白で、
日本の一般的な大根の仲間ではなく、ラディッシュの一種です。
根塊の大きさは直径8~10cm程で、表面の皮はザラザラした肌で真っ黒ですが、
中は一般的な大根とそう大きな違いは無く真っ白です。
果肉部分は水分が少なく、薄くスライスしたものをかじるとカリッとしたしっかりとした歯ざわりがあり、
辛味大根のような肉質です。
生のままかじると表皮が固く口に残る感じがします。
味は辛味が強く、おろしにすると辛味大根ほどではありませんがかなり利きます。
見た目のインパクトならやはり生のまま薄くスライスしてサラダなどに加えると綺麗です。
煮たり焼いたり、また、天ぷらなどにしても意外と美味しいです。
ただ、煮る場合は皮が固く口に残りやすいので、せっかくの黒ですが剥いたほうが美味しく食べられます。
塩コショウしてからニンニクのみじん切りと共にバターかオリーブオイルでさっと炒めると
肉や魚料理の付け合わせにもぴったりです。