むらさき祭(小松菜)
- 店に出る時期
葉の表が濃い紫色で、裏や軸にも薄く紫色が入っています。
葉や柄の部分も柔らかく、生のまま食べてもアクが少なくエグミが気にならない程度です。
柄の部分も歯切れがよく、サラダでも食べられます。
全体の色の濃さや、軸の太さなどは栽培環境(気温)や収穫時期などによって差があります。
赤軸のホウレン草などと同じように、アントシアニン系の色素が水に溶け出し、茹でると緑色になってしまいます。
葉や柄の部分は柔らかめなので、ゆでる場合はしゃぶしゃぶの要領でさっと泳がせる程度にして氷水に落とし、
冷めたらすぐに引き上げて軽く絞るようにして下さい。
エグミが少なく柔らかいので、サラダに加えると彩りも活かせて良いでしょう。
また、さっと湯通ししたものを、酢を加えた和え物にすると赤みが出てきます。
もちろん色を気にしないのであれば一般的なコマツナと同じ様におひたしや煮物、
炒め物など色々な料理に使えます。